多分、この概念は西欧社会にはないと思いますが、実際、アマゾンで「風水尺」「魯班尺」という名前で販売されています。
すなわち、どの家庭の家の中にあるであろう、テーブル、食器棚、窓、扉などの大きさが吉を呼ぶか、凶を呼ぶか知ることができるのです。
風水尺は8周期からなり、吉の周期(長さの間隔)と凶の周期(長さの間隔)が、それぞれ4つずつあります。
一周期は約43cmで8つの吉の長さと凶の長さにに区分され、この吉凶の繰り返しが無限に続くことになります。
この風水尺を使い慣れると、家具、扉、窓、名刺、封筒からメモのサイズに至るまで、寸法を持つほぼ全てのモノに対して、その吉となる長さを適用することにより、幸運を呼び込むことが可能になります。
さて、この風水尺ですが、風水愛好家の間では広く使われているようです。
さらに専門的な風水尺では、陽宅(通常の住宅・ビル等)と陰宅(お墓)の2つのケースについて別々に使えるように、2種類のスケールが示されているものがあります。
風水尺の計測単位は約43cmです。
これは対角線の長さが、他の2辺それぞれの平方根の合計と等しい正方形の一辺の長さから導き出された数値で、西洋の数学者らはこれを「魔法の正方形」と呼び、中国人はこれを「神秘の数」とみなしています。
この風水の計測単位は、8つに区分され、それぞれ八卦の1つが当てはめられています。
実際の風水尺の活用方法としては、例えば、良い風水の寸法で机を作ると、職業運が向上したり、子供の勉強机においては学習能力の向上が望めるでしょう。
机の高さ、奥行き、幅や、椅子の高さを風水尺を使って、吉の寸法に調整します。
簡単に風水尺の長さと吉・凶の関係を表にすると以下の通りになります。
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寸法(cm) - 吉・凶 - 象意
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0 - 5.4 吉 繁栄
5.4 - 10.8 凶 不健康
10.8 - 16.2 凶 離別
16.2 - 21.5 吉 認知
21.5 - 27 吉 昇進
27 - 32.4 凶 損失
32.4 - 37.5 凶 事故
37.5 - 43.2 吉 幸福
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