2015年1月5日月曜日

凶方位へ移動せざるを得ない時の風水的な対処の方法

旅行や出張などで移動する土地から土地に時は、移動する本人の本命卦から割り出される吉方位を利用するのがベストですが、急な出張など、諸般の事情でどうしても凶方位を取らざるを得ない時には、いくつかの風水的な対処方法を活用します。


「五行理論を利用した方法」

  • 北に向かって移動する場合

    出発前に北の方角で金属製のベルを3回鳴らす。
    金属の音は五行の要素の一つである金の気のエネルギーを作り出し、さらに、それは転じて「水」の属性である北のエネルギーを高めることになる。

  • 南に向かって移動する場合

    出発の前に「木」のエネルギーを高める。
    例えば、赤い紐で結んだ竹の束を持ち、南の方角で3回振る。

  • 東または南東に移動する場合

    「水」のエネルギーを高める。
    例えば、移動する方向(東または南東)に向かって3回水を撒く。
    五行において「水」は「木」をサポートする関係なので、木のエネルギーを高めることで、木の方位の属性である、「東」「南東」への移動に幸運をもたらすことになる。

  • 西または北西に移動する場合

    西と北西の五行は、「金」なので、「金」をサポートする「土」を活性化する。
    方法の一つとして、大地の土を一握り、移動する方向である、西または北西に向かって撒く。

  • 南西または北東に移動する場合

    南西または北東は、五行において、「土」に属する。
    従って、「土」をサポートする「火」を活用することにより、「土」のエネルギーを高める。
    お線香や蝋燭に火をつけ、それを移動する方角に向かって高くかかげる、というのも一つの方法。


上記の方法は全て、五行思想における「相生」の関係を利用している。

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