2014年8月20日水曜日

8つの八卦が示す運勢と象意

八卦の最も一般的な活用方法は、家や部屋を8つの場所に方位(区画)に分けて、各区画に振り分けられた八卦の内容を読むことにより、その象意に対応する8つの運を高めることができる。

その8種類の運とは


  • 良い指導者・助力者を得る運
  • 結婚運
  • 家族・結婚運
  • 財産運
  • 職業運
  • 名声運
  • 学業運
  • 子供運

となる。

そして、これらの運と八卦・方位との関連は

■ 乾 ■

方位-北西
良い指導者・助力者を得る運


■ 坤 ■

方位-南西
結婚運


■ 震 ■

方位-東
家族・健康運


■ 巽 ■

方位-南西
財産運


■ 兌 ■

方位-西
子供運


■ 艮 ■

方位-北東
学業運

■ 坎 ■

方位-北
職業運


■ 離 ■

方位-南
名声運


以上のように家や部屋を各方位に八卦を割り振る具体的な手順は


  1. 家や部屋の大体の見取り図を用意する

  2. 準備として正確な方位磁石を手に入れる。

    現代では、スマートフォン等で方位アプリなどを手に入れることが出来るが、正確に方位を測る必要性から、昔ながらのアナログの方位磁石を使用する。

  3. 家や部屋の中心と思われる地点に立ち、見取り図と見比べながら、4つの基本方位(東西南北)とその間の方位(南東・南西・北東・北西)を決定する。

  4. このようにして、家や部屋の各方位と八卦とを決定する。





例えば、結婚運を高めたければ、結婚運は部屋の部屋の南西部分(坤)にあたるので、この部屋の南西部分に、坤を補強するラッキーアイテムを置くことにより、自然と結婚運が上昇することになる。


また、注意点としては、


  • 風水の方位は、一般の地図とは異なり、東西南北が逆に表示されたものを使用するので、方位の決定においては間違えないこと


  • 陽宅を対象とした方位・八卦なので、後天八卦図を用いること

八宅風水の場合、各個人の生まれた年から決められる本命卦があり(以前の記事を参照)、それに伴う、吉方位・凶方位が自動的に定められる。
このため、自分が向上させたい運の方位と凶方位が重なってしまった場合は、一工夫が必要。



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